3.8.1. ワークフローIDをキャプチャする

OpenRPA の各ワークフローには、作成時に割り当てられたワークフロー IDがあります。 ワークフロー ID 取得するには、 OpenRPA 起動 ワークフロータイトルを クリック 「Copy ID」を クリック するだけ です。

images/openrpa_running_workflows_copying_workflow_id_openrpa.png

3.8.2. ワークフローをローカルで実行する

このセクションでは、PowerShellを使用してローカルにワークフローを実行する方法について説明します。

まず、PowerShellのプロンプトを開きます。

images/openrpa_running_workflows_cli_open_powershell.png

以下のコマンドを実行します。WORKFLOW_ID}には、実行したいOpenRPA Workflowのワークフロー IDを指定します。例えば、5f8dfaf243e8cf24d4c25dcdという idのワークフローを実行したい場合は、以下の2番目のコードブロックに従って、コマンドを実行します。

Start-Process -FilePath "C:\\Program Files\\OpenRPA\\OpenRPA.exe"  -ArgumentList "-workflowid ${WORKFLOW_ID}"
Start-Process -FilePath "C:\\Program Files\\OpenRPA\\OpenRPA.exe"  -ArgumentList "-workflowid 5f8dfaf243e8cf24d4c25dcd"
images/openrpa_running_workflows_cli_command_running.png

ここでは Start-Process(https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/microsoft.powershell.management/start-process?view=powershell-7) コマンドレット´`を 使用します。 コマンドレットが 何か わからない 場合は 、「コマンドレットの概要(https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/scripting/developer/cmdlet/cmdlet-overview?view=powershell-7)」のページを参照してください。

そして、OpenRPAはOpenFlow上でワークフローを起動したかのように、あるいはOpenRPAのリボン内の再生ボタンをクリックしただけで実行されるようになります。

3.8.3. ワークフローをローカルで実行するようにスケジューリングする

このセクションでは、指定した期間に常に実行されるワークフローをスケジュールする方法について説明します。

まず、Windows 10の検索バーで「 タスクスケジューラー」を検索する必要があります。

images/openrpa_scheduling_workflows_search_task_scheduler.png

タスクスケジューラーを開いたら、「 タスクの作成」をクリックします。

images/openrpa_scheduling_workflows_click_create_task.png

ここで、ユーザーは、タスクに必要な名前とその説明を入力する必要があります。

images/openrpa_scheduling_workflows_fill_task.png

次に、タスクのトリガー時に実行される「アクション」を選択する必要があります。アクション]タブをクリックし、[新規…]ボタンをクリックします。

images/openrpa_scheduling_workflows_click_action_tab.png

ここで、ユーザーは実行するプログラム(OpenRPA)を選択する必要があります。そのためには、Browse…ボタンをクリックして、OpenRPAのインストールフォルダ(デフォルトはC: \Program FilesOpenRPA)に移動し、OpenRPA.exeの実行ファイルを選択する必要があります。

images/openrpa_scheduling_workflows_click_browser_button.png
images/openrpa_scheduling_workflows_select_openrpa_executable.png

次に、「 引数の追加 (オプション):」入力フィールドに、ユーザーは/workflowid `` 後に 実行したいワークフローの ``id` 挿入する必要があります。この場合、ワークフローの ID は5f9d10719fad3056ccd42714ですので、作者はこのフィールドに/workflowid 5f9d10719fad3056ccd42714を挿入しました(下の画像でご覧いただけます)。

images/openrpa_scheduling_workflows_set_argument_parameter.png

Start in (optional):パラメータにOpenRPAのインストールフォルダ(デフォルトはC: \Program FilesOpenRPA)を設定する必要があります。3つのパラメータを設定したら、最後にOKボタンをクリックして、タスクが実行するアクションの設定を完了します。

images/openrpa_scheduling_workflows_set_start_in_parameter.png

最後に、ユーザーはタスクの実行を有効にするトリガーを設定します。トリガー]タブをクリックし、[新規作成]ボタンをクリックするだけです。

images/openrpa_scheduling_workflows_click_triggers_tab.png

ユーザーは、タスクの実行を開始するイベントを選択できます。ここでは、デフォルトで設定されている[ スケジュール]イベントのみを取り上げます。

まず、ワークフローを「1 だけ 」「毎日」「毎週」「毎月」のどれで実行するかをチェックボックスで選択します。

次に、カレンダーセレクタでワークフローを開始する日時を選択します。

また、ユーザーはいくつかの詳細 設定を選択することができます。例えば、タスクを遅延」、「繰り返し」、 「停止」、「期限切れ」にするかどうか、また、一時的に「有効」または「無効」にするかどうかを選択することができます。トリガー設定を終了した後、ユーザーはOkボタンをクリックして変更を保存し、もう一度クリックしてタスクの設定を終了する必要があります。

images/openrpa_scheduling_workflows_configure_trigger.png

最後にタスクが実行され、OpenRPAはタスクが正常に完了したこと、または失敗したことを警告する通知を表示します。

images/openrpa_scheduling_workflows_task_completed.png