OpenIAPカテゴリー: 1.2. Tools (OpenRPA/OpenFlow/NodeRED)

UiPath、Automation Anywhere、blueprismなど、RPAでプロセスを自動化するためのツールは数多くあります。私たちのツールのスタック（“OpenRPA、OpenFlow、NodeRED“¹）には多くの利点があり、明らかにあなたへの提案となります。この推奨の理由は次の章で明らかにしますが、今は、これらのツールがそれぞれ何をするのか、そしてその結果について説明します。

OpenRPA、OpenFlow、Node-REDのスタックをさらにOONと呼ぶことにします¹。

このツールは基本的に、問題の本質的なタスクを満たすためにプロセスをマッピングし、設計するための主要な環境である。ワークフローを作成するためのIDE （ 統合 開発 環境）と考えてください。例えば、メールボックスのメッセージをクリックしたり、入力フォームに内容を入力したりといった、以前にマッピングされたすべてのアクティビティが実装される場所です。

また、オーケストレーションとインプットを管理するリポジトリにすべてのワークフローをエクスポートするために使用することになっているソフトウェアでもあります。そのために使うソフトウエアが、この話の次に出てくるOpenFlowです。

OpenFlowは中央集権的なプラットフォームとしても、分散型プラットフォームとしても機能し、すべてのオブジェクトにアクセス制御リストを適用し、その場で暗号化を行うことで安全なデータベースを公開することができます。また、Kubernetes上で動作するNode-REDインスタンスのオーケストレーターや、ロボットの軽量オーケストレーターとしても機能します。OpenRPAロボットがOpenFlowに接続すると、すべてのデータ（ワークフロー、検出器、資格情報、状態）がOpenFlow内に保存されます。Node-REDインスタンスがOpenFlowに接続された場合も同様で、すべてのデータ（フロー、ステート、セッション、クレデンシャル）をOpenFlow内部に保存します。 最後に、OpenFlowは、内蔵のフォームデザイナーを使用したり（Node-REDワークフローを介して呼び出す）、WebサイトでOpenRPAワークフローを直接リモートで呼び出したりして、人間との対話をテーブルに追加できるさまざまな方法も提供します。

Node-REDは、IoTの電文メッセージを処理するために設計されたイベントベースのワークフローエンジンですが、Node-REDを取り巻く大きなコミュニティは、PLCなどの従来の自動化や、2500以上のITシステム、クラウドオファリングに統合するために機能を拡張しました。 OpenFlowの一部として実行すると、プラットフォームに簡単なオーケストレーション、負荷分散、セキュリティ強化機能が追加されています。Node-REDは、OpenFlow経由でOpenRPAロボットのオーケストレーターとしても機能します。Node-REDは、フローを配線するだけで、ロボットがNode-REDがサポートする全てのITシステム（ハードウェアデバイス、API、オンラインサービス、その他多数！）と相互作用することを可能にします。最後に、OpenFlowはNode-REDをバックエンドとして利用し、Formsデザイナーが作成したフォームのフローを実行することも可能です。