この例では、OpenRPAでファイルを操作する方法を説明します。ファイルの保存、移動、削除、および基本的なディレクトリ操作など、すべての基本的な手順が網羅されています。
異なるタイプのファイルを含むディレクトリがあるとします。最初の作業は、これらのファイルを拡張子に従って異なるサブディレクトリに分離することです。.txtでないファイルは削除されます。
その後、ロボットは.txtファイルにアクセスし、与えられたキーワードを検索する。ここでのアイデアは、製品の説明文の分類の自動化をシミュレートすることです。もしファイルがキーワードを持っていれば、特定のサブディレクトリに移動されます。
各アクションの後、ロボットはファイルの名前、作成日、ファイルに含まれる商品情報(種類、価格、割引)などの情報をログとしてエクセルシートに書き込む。
手順は以下の通りです。
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新規ディレクトリの作成
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DataTableの作成
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ディレクトリ内のファイルを繰り返し処理する
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ファイル名の取得
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拡張子でファイルを分ける
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ファイルを読む
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ファイル作成日の取得
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ファイルの内容(マッチング)を確認し、情報を抽出する
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移動ファイル
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ファイル名の変更
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DataTableに情報を追加する
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ファイルの削除
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データテーブルをExcelファイルに保存する