XPath セレクタ(https://www.w3schools.com/xml/xpath_syntax.asp)
と同様に、CSS セレクタ(https://www.w3schools.com/cssref/css_selectors.asp)
も使用することができます。このセクションでは、CSS セレクタを
使用して、前のセクションで選択したspan
要素のクラスに関連するすべての項目を、cssselector
パラメータ内に属するCSS
セレクタを渡すだけで選択する方法を学びます。
まず、span
要素の クラスに
属するCSS
クラスを特定する必要があります。
F12
キーまたはCtrl+Shift+I
キーで操作できます。
すると、「コンソール
」ウィンドウが表示されます。Elements
タブをクリックします。
ここで、Ctrl+Shift+Cを押して
、span
要素を選択します。
選択された要素が継承する 最初の ``div``
の
CSS クラス
名をコピーします。この例では、.IsZvecという
クラスがそれにあたります。このクラスの名前はどこかに保存しておいてください。
ここで、OpenRPAを開き、Recorderボタンをクリックします。そして、ページ内の要素をクリックします。
新しいGetElementActivityの中のSequenceから
Click ElementActivityを削除する。
ここで、ユーザーは「セレクタを開く」ボタンをクリックする必要があり、セレクタ デザイナーが
表示されます。
下の画像に示すように、xpath
パラメータを削除し、値".IsZvec"
を持つ新しいcssselector
パラメータを追加します。最後に、Okボタンをクリックして、変更を保存します。
ここで、ユーザーはMaxResults
パラメータを適切な数値に変更する必要があります。この例では、Googles Search Engineは1ページに10件の結果しか表示しないので、作者はMaxResultsを
10に設定しました。
OpenRPAが事前に設定したcssselectorを
含む要素を見つけられない場合に備えて、ユーザーはMinResultsも
0に
変更する必要があります。
最後に、Timeout
パラメータを00:00:00
またはTimeSpan.FromSeconds(0)
に設定することが推奨されます。
これで、NM/IE.GetElementActivity内のSequenceに
入れられたActivityは、.IsZvec
クラスを含むすべての要素に対してループされることになります。
このSequenceの
最後にWriteLineアクティビティをドラッグして、そのText
入力にitem.Textの
値を代入することで、上記をテストすることができます。
これでワークフローを実行すると、以前設定したクラスを含むすべての要素についてテキストが表示されます。
以上です。これで、OpenRPAでCSS セレクタを
設定する方法がわかりました。