OpenRPA.Scriptのツールボックス内にあるアクティビティを紹介します。
呼び出しコード
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エディタ内にコードを記述し、ワークフロー・シーケンスの特定のステップで指定されたコードを実行することができます。現在サポートされている言語は、
C#、
PowerShell
、Python
、VB
、AutoHotkey
です。コードを書くには、「Open Editor」ボタンをクリックし、ドロップダウンから希望の言語を選択し、「Validate」ボタンをクリックするだけです。ワークフローが実行されると、コードが実行されます。このアクティビティが
データ バインディングを
サポートしていること、つまり、ユーザーがOpenRPA内部で変数を定義してコード内部でそれを使用したり、逆に変数が事前に定義されている必要があることをユーザーに思い出させることは有用です。また、このアクティビティで書かれたコードを実行するために使用されるPython
環境には、組み込みのPython
バージョン(3.7.3
)がインストールされていることに注意する必要があります。もし、ユーザーがフォルダ内にインストールされた外部環境(ウィンドウの環境変数で設定されたユーザー 変数
>パス
変数で定義されている)を使用したい場合は、設定>プラグイン実行>スクリプトを参照し、Use embedded python
チェックボックスをオフにする必要があります。プロパティパラメータ
Code
– 実行されるコード。DisplayName
– シーケンス内のアクティビティのタイトルです。言語
– コードの実行に使用される言語。現在サポートされている言語は、C#、
PowerShell
、Python
、VB
、AutoHotkey
です。PipelineOutput
– 現在、使用されていないパラメータです。
ピップインストール
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現在選択されている
Python
環境に、1つまたは複数のPython
モジュールをインストールします。ここでいうPython
環境とは、OpenRPAがモジュールのインストールに使用するPythonの
バージョンのことです。設定 > プラグイン実行 > スクリプトの中にあるチェックボックスをユーザーがオフにしていない場合、OpenRPAは OpenRPAに組み込まれているデフォルトのPython
環境を使用します。そうでなければ、OpenRPAは、ウィンドウの環境変数内のユーザー 変数で
設定されたパスに
インストールされた環境を使用します。プロパティパラメータ
activity_display_name
– シーケンス内のアクティビティのタイトルです。Force
–Trueに
設定すると、指定されたモジュールの再インストールを強制します。Modules
– インストールされるモジュールを定義するための文字列
配列、例えば{"matplotlib", "sns"}
など。